川越グリーンクロス、令和5年12月31日をもって営業終了

PGM運営の川越グリーンクロス(埼玉)は、「荒川第二・第三調整池整備事業」が着手されたことにより、占用継続可能な範囲が縮小され、国有地を占用できる期限が令和6年3月末までとなったことから、令和5年12月31日をもって営業終了することを発表した。

年会費の請求は、令和5年分までとなる。

また、預託金の返還は、据置期限が到来している会員は、退会手続完了後手続きを進め、据置期限が到来していない会員については、令和6年1月1日から請求手続きを受け付ける。

PGM運営の他クラブへの移籍については、一部の対象クラブを除き、預託金を入会金または名義書換料に充当して入会できる他、優待金額の設定や、P-CAP追加割の適用など、優遇措置が設けられるとのことだ。

ザ セイントナイン 東京、営業は来年4月再開

旧八幡カントリークラブの27ホール規模から改造中の「ザ セイントナイン 東京」は、今年12月に新クラブハウスの完成を予定していたが、まだ工事と従業員研修を行っており、18ホールで営業開始するのは来年4月の予定となりそうだ。
なお、ホームページはまだ開設していない。

荒川第2・第3調節池について、大宮カントリークラブは、くれないコースの営業を令和6年1月8日(月)までとすると発表

大宮カントリークラブによると、荒川第2・第3調節池について以下のような情報があった。
「令和6年3月末日をもって返還予定のくれないコース9ホールの営業については予定に変更なく令和6年3月末日をもって返還いたします。ただ、以前より会報にてご案内している通り、期日までに構築物撤去(カート庫・暗渠排水や樹木及びバンカー砂等)の原状回復の為、くれないコースの営業を令和6年1月8日(月)までとする予定です。また確定致しましたら会報及び館内掲示にてご報告をさせていただきます。」
とのこと。

過去の関連記事「川越グリーンクロス令和6年3月をもって閉鎖。大宮国際CC等が一部を借り受ける可能性あり。リバーサイドFGC、浦和GC、熊谷GCは河川工事影響なし。」はこちら

森ビルゴルフリゾート(宍戸ヒルズCC、森ヒルズCC)、2コースにソーラーカーポート

森ビルゴルフリゾート(株)と(株) Sustechは、同リゾートが運営する宍戸ヒルズCC及び静ヒルズCCにて、オンサイトPPA モデルによるソー ラーカーポート導入に合意したと発表した。来春には設置が完了する見込みという。

森ビルグループでは、脱炭素社会の実現に向けて、事業活動で消費する電力を2030年までに100%再生可能エネルギーへ切り替えることを目指しており、2022年9月には国際的なイニシアチブ 「RE100」にも加盟するなど、再エネの導入を積極的に推進している。そのような中で、2ゴルフ場においてソーラーカーポートを導入し、太陽光発電による電力を利用する取組みを開始することとし たという。

同取組みでは、PPA事業者で、企業のグリーントランスフォーメーション支援サービスを提供するSustechがソーラーカーポートの設置及び保守を行い、発電した電力を森ビルゴルフリゾートが自社施設で消費する、PPA モデルを活用する。各施設に約300kWのソーラーカーポートを導入し、各施設が使用する総電力量の約40%を賄う予定。温室効果ガス(GHG)は年間で約30万kgCO2削減できる見込み。Sustechではゴルフ場駐車場を利用した非FIT太陽光発電の取組みを拡大する意向だ。
(ゴルフ特信より)

足柄森林CC(静岡)12月1日から名称変更、PGM御殿場CCに、預託金返還、プレー権は承継!

足柄森林カントリー倶楽部は、12月1日にパシフィックゴルフマネージメント(株)のグループ入りに伴い同日から「PGM御殿場カントリークラブ」に名称変更する。
パシフィックゴルフマネージメント(株)は、9月30日に足柄森林都市(株)より足柄森林カントリー倶楽部の事業を新設分割の方法で承継し設立される足柄ゴルフ(株) の全株式を譲り受ける株式譲渡契約を締結した。

12月1日からPGMグループのゴルフ場として運営することから新ゴルフ場名もホームページ内で公表。その際、同CCでは〝経営譲渡の後も、会員の皆様には別途文書にてご案内しております通り、引き続き当ゴルフ場にて会員としてプレーいただけます。また、ビジターの皆様も含め て、12月1日以降のプレーにつきましては変わらずご予約可能であり、現在のご予約も有効です”と案内している。

PGMの広報によると、”会員のプレー権は、変更なく足柄ゴルフ(株)に承継されますので、会員の皆様には、今まで通り会員としてのプレーをお楽しみいただけます。 足柄ゴルフ(株)では、準備が整い次第、無額面の新証券を発行する予定としています”と回答があった。
なお、足柄森林CCの会員には現経営会社が預託金を返還することとなっている。
(ゴルフ特信より)

小田急西富士GC (静岡)をアコーディアGが取得へ。11月11日に小田急電鉄が発表、現在は法人会員制、小田急側は会員の預託金全額返還!

小田急電鉄(株)が子会社 の(株)小田急スポーツサービスが運営する小田急西富士ゴルフ倶楽部の事業を(株)アコーディ ア・ゴルフへ譲渡すると、11月11日に発表した。
小田急スポーツサービスは今年12月16日に小田急西富士GCの運営事業を新設分割し、小田急電鉄の完全子会社となる(株)西富士ゴルフ倶楽部を設立。その後、小田急電鉄は、2023年2月28日付けで新会社の全株式をアコーディア ・ゴルフへ譲渡する。小田急西富士GCは、1989年に開業し、富士山を一望できる壮大なロケーションに宿泊施設を兼ね備えたリゾート型ゴルフ場として、多くのゴルファーに支持されてきたが、ゴルフ業界を取り巻く事業環境が変化するなか、将来にわたり同ゴルフ場がより良質なサービスを提供していくためには、ゴルフ業界のリーディングカンパニーの1社であるアコーディア・ゴルフへ新会社の全株式を譲渡することが最適であると判断したという。

コース概要は18ホール、6567ヤード、パー72。練習場(18打席、250ヤード)、宿泊施設(18部屋)等を備える。同GCの発表では2024年2月末までのプレー予約は従来通り同GC側が行うという。現在は法人会員制で譲渡不可だが、小田急側は会員の預託金を全額返還して会員制を解消する方針だ。現会員数は500名弱となっている。

一方、(株)アコーディア・ゴルフでも11月11日付けで小田急西富士GCを取得する運びになったと発表した。

取得の理由として、優良なゴルフ場施設を取得し収益改善を図ることを成長戦略の柱の一つとしていることや他の施設にないポイントプログラムによる優位性を挙げている。
小田急西富士GCについては新東名高速道・新富士ICから約25分。コースは加藤俊輔氏による設計で、標高600メートルほどのゆるやかな地形に展開する丘陵コース。日本一の富士山を見上げる壮大なロケーションに、どこまでも広がるゆるやかなフェアウェイと挑戦心を刺激する個性豊かな18ホール。上級者はもちろん、全体的にフラットな造りは初心者や女性にも回りやすく、幅広いプレー ヤーにお楽しみいただけるコースと紹介している。

アコーディアでは同GC取得後、「アコーディア・ゴル フ」ブランドで運営する予定。ゴルフ場名は変更する予定だが発表はまだない。 「ACCORDIA NEXT ポイントプログラム」を活用することで、当該施設やグループ利用者の利便性を向上し、相互利用の促進が期待できるという。

取得対象は(株)西富士ゴルフ倶楽部で、株式譲渡契約締結は10月28日としている。 引き渡しは23年2月28日予定となっている。
(ゴルフ特信より )

富里GC(千葉)、23年12月末での閉鎖を決定。成田空港拡張、第3滑走路増設でゴルフ場用地を売却。会員総会に富里GC売却と会員権返還を諮り可決する!

成田空港の滑走路拡張計画でゴルフ場が計画用地に含まれて去就が注目されていた富里ゴルフ倶楽部は、今年8月に開いた会員総会で会員の大半の賛同を得られたことから、国の計画を受け入れて、ゴルフ場を売却することに決めた。2023年12月末でゴルフ場を閉鎖する予定だ。

コース撤去作業等を踏まえ、コース閉鎖は2023年12月頃の予定とし、会員権については払い込まれた金額の全額返還(入会金・名義変更料を除く)ができるよう努力していること。理事会、運営委員会の賛成を得られたら、会員にも通知の上で了承を賜り、富里の土地契約に進みたいと説明した。

富里GCの売却と会員権返還について、会則19条による書面総会を開催し、8月16日必着での議決権行使を呼びかけた。8月24日付けで結果を報告。

同倶楽部の現状についてゴルフ特信紙が同社に取材すると、会員大多数の賛成を得たことで、成田国際空港(株)との契約並びにコース閉鎖に関する諸手続きを開始する方針。”素 地”にして引き渡すことから空港会社との契約は閉鎖後の2024年4月になる見込みという。

初期の会員はバブル当時なので預託金5000万円等で 入会した会員もおり、ゴルフ場補償額としては前例のない金額になる見込み。
(ゴルフ特信より)

2025年度(第90回)日本オープンゴルフ選手権を日光CC、2027年度(第60回)日本女子オープンゴルフ選手権を狭山GCで開催

公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は、2025年度(第90回)日本オープンゴルフ選手権を日光CC(栃木県)、2027年度(第60回)日本女子オープンゴルフ選手権を狭山GC西・東コース(埼玉県)で開催することを決定した。

日光CCの日本オープン開催は2003年大会以来2度目で、狭山GCでの日本女子オープン開催は初めてとなる。

PGM、12月1日に足柄森林CC(静岡)を取得へ。9月30日に足柄森林都市(株)と新設分割で承継の契約!!

(株)平和子会社のパシフィックゴルフマネージメント(株)は9月30日、足柄森林都市(株)より、足柄森林カントリー倶楽部の事業を新設分割の方法で承継し設立される足柄ゴルフ(株)の全株式を譲り受ける株式譲渡契約を同日締結したと発表した。

この株式譲渡契約の締結により、足柄森林CCを保有する足柄ゴルフ(株)は、今年12月1日よりPGMの所有とな り、同日からPGMにて運営を開始する予定としている。

同社では、足柄森林CCについて、東名高速道足柄スマ ートICから車で4分(JR御殿場駅からはタクシーで約5分)の立地で、名匠・富澤誠造氏が設計した、富士山を 眼前に望む美しい眺望と高い戦略性をあわせ持った18ホールの丘陵コースと紹介。アウトコースはフェアウェイが適度な起状をもち、変化に富み、インユースは全体にフラットで林間コースの趣きがある。プレイヤーのレベルにより様々なゲームメイクを楽しめるコースとしている。

(株)平和の開示内容によると、対象ゴルフ場の最近2事業年度における業績は21年5月期が売上高4億36百万円、22年同期が4憶84百万円。22年12月に設立予定の会社を取得するが、その株式の取得価額については、当事者間の守秘義務により非公表。取得価額は連結純資産の1%未満としている。

株式取得先の足柄森林都市(株)の事業内容は1972年6 月12日設立(現資本金1億円)で宅地造成・住宅建設、ゴ ルフ場の経営他となっており、大株主及び持株比率はピラミッド48%、(株)主婦と生活社25%他。

現在のPGM運営のゴルフ場数は保有145コース及び 1カ所のリースを含め146コースとなっている。
ちなみに、足柄森林CCは9月4日より当面の間名変停止と発表していたが、停止理由については明らかにしていなかった。

厚木国際CC(神奈川)、2023年1月下旬より西コースを全面改修

厚木国際カントリー倶楽部は、2014年より進めて来た長期ゴルフ場施設改修計画の最終大型工事として、西コースの全面改修を開始することとなった。
改修工事と並行して、西コースアウトとインを分断していた公共道路(通称中央道)については、コース外周の迂回道路を建設し、道路横断時のカート乗降の紛らわしさから解放されることとなる。

工事開始は、2023年1月下旬から、中央道迂回道路建設を含み、66ヶ月を予定(極力短縮を目指し、計60ヶ月での完成を目している)。

新・西コースは、1959年開場時から培った現在の風格を最大限生かし、大山・丹沢連峰の景観との更なる調和を基本概念とする。全長は7200ヤード超え、大型ワンベントグリーン、要所に池やバンカーを絡め、プロアマ問わず様々な競技が開催できる戦略性に富んだコースへと生まれ変わるとのこと。

改造設計・監修は国内外で数多くの設計・監修業務に携わっているイーストゴルフプラン代表の東俊伸氏を起用。

工事期間中の営業は、東18ホールと西アウト9ホールの27ホール営業を予定している。

(ゴルフ特信より)