石垣島(沖縄)のゴルフ場開発含めリゾート開発計画に県が同意、市の地域未来投資促進法に基づく土地利用調整計画!!
(株)ユニマットプレシャスが、石垣島の前勢岳北方に計画しているゴルフ場付きリゾート開発計画「石垣リゾート&コミュニティ」(仮称)の開発に関して、石垣市の地域未来投資促進法に基づく土地利用調整計画に8月30日付けで県が同意したことがわかり、石垣市の中山義隆市長が9月1日に市役所で地元経済5団体とともに者会見した。
新石垣空港の建設に伴い全日空グループの石垣島GCが2006年8月末で閉鎖となったことで、「新空港建設に伴い唯一のチャンピオンコースが閉鎖された。ゴルフ場は八重山全体の観光・経済に好影響を与える」として、今回のゴルフ場計画に全面的に協力すると強調したという。
同リゾート計画の昨年9月の環境影響評価準備書では、事業面積は127.4万平方メートルで、うちゴルフコース23.96万平方メートル(全長7308ヤード、パー72)。
ゴルフ場関連でクラブハウス1棟、ゴルフ教室棟1棟(66室)を整備。宿泊施設はホテル10階建て1棟(120室)、9階建て1棟(100室)、5階建て2棟(61室、60室)、レジデンス5階建て2棟(60室2棟)、戸建てヴィラ(1階建て)58棟などをフェアウェイフロントのごとくホール脇に多数整備する計画となっている。
農地を転用する計画については、開発に伴い島内で減少する農地の比率や営農の影響は年間4億8000万円と見込まれるが同リゾートの経済効果は237~268億円の見込みと例示したという。
当のユニマットプレシャスでは、準備書段階で2021年内の着工、2023年のオープンを当初の目標としていたが、手続きが延びたことやコース設計など詳細を詰める作業はこれからとコロナ下もあり、慎重に取り組んでいるようで、まだ具体的な日程は立てられないとしている。