リバーサイドフェニックスGC(埼玉)経営母体交代、『ZENGOLF』展開等のツリーベル(株)が経営株式取得し、6月20日より運営。事業をアウトドア領域へ拡張
ツリーベル(株)は、リバーサイドフェニックスゴルフクラブを運営する(株)フェニックスの全株式を取得し、2025年6月20日より運営を開始したと発表した。
この取り組みは、同社が展開するインドアゴルフスクール『ZENGOLF』の会員に、スキルアップと実践をつなぐゴルフの本質的な楽しさ”を提供するとともに、ゴルフクラブ会員にも、より便利で魅力的なサービスを提供することを目指すという。
ツリーベル(株)は現在、1都3県で54店舗のインドアゴルフスクール『ZENGOLF』を展開。今回のリバーサイドフェニックスGCの運営開始により、「ZENGOLFで磨いたスイングやショットを、実際の芝の上で実践できる環境が整い、インドアとアウトドアをつなぐ新たなゴルフ体験の流れが実現します」と説明。「ZENGOLF でのインドアレッスンを活かしたラウンドレッスンの開催や、会員様限定イベントなど、本コースならではの体験価値を提供していく」考え。さらに、ゴルフクラブの既存会員に向けても、「ZENGOLFのインドア施設を活用いただける仕組みを整備し、日常の練習環境を強化していきます」とし、インドアとアウトドアが相互に行き来できる環境をつくることで、両会員の間に新たな交流と相乗的な価値が生まれることを目指す。
発表によると、リバーサイドフェニックスGCは、昭和40年11月3日に開場。自然豊かな荒川沿いに広がる18ホールのコースで、フラットながら戦略的要素に富み、初級者から上級者まで幅広く楽しめる設計が特徴。都心からのアクセスも首都高速・与野ICから車で25分、電車でも!R川越線指扇駅から「フェニックスゴルフ場」行き路線バスが利用できるなどアクセスが良好なコースと紹介している。
ツリーベルは、『ZENGOLF』で日本最大級のインドアゴルフスクール・練習場を展開するほか、英語、知育のこ育事業も行う。同社にとってゴルフ場の運営は初の試みとなるが、「長年地域に愛されてきたゴルフクラブの伝統と魅力を大切にしながら、より親しみやすく、価値あるクラブへと進化させてまいります」と表明している。
河川敷ゴルフ場の経営母体が交代することは珍しいが、経営会社の親会社が交代するだけで、会員のプレー権利等はそのまま承継される見込みだ。