(株)東京ベイサイドリゾート、特別清算開始申請 亀山湖CC(千葉)の経営、1月21日千葉地裁に リソルHがスポンサーで、4月1日新会社に継承予定
(株)東京ベイサイドリゾートは、1月21日、千葉地裁に特別清算開始を申請した。
同社はゴルフ場経営を目的に平成元年8月に設立され、平成3年には工事に着手しており、その当時は内野屋工務店を中心に大成建設や千葉興銀、旧・富士銀行、旧・安田火災海上等の芙蓉グループ企業が出資していた。
ゴルフ場は亀山湖CCとしては平成8年11月に開場したが、預託金や金融機関からの借入金が 経営を圧迫。平成18年8月に民事再生法を申請し、翌年1月に再生計画案が可決し、認可決定を受けていた。
今回の申し立てにあたって、リソルホールディングス(株)をスポンサーに選定し、ゴルフ場は4月1日に会社分割により新設する(株)亀山湖カントリークラブが承継し、リソルグループ傘下でゴルフ場営業を続けて行く予定。
負債総額は預託金債権者約450名(預託金合計13.2億円)と金融機関に対して約20億9800万円。会員など債権者への弁済は協定案により決まるが、一括で弁済する予定で新会社には預託金は引き継がれないが、新たな負担はなくプレー権が引き継がれる予定としている。