戸塚CC(神奈川)の神奈川開発観光、決算を公告。資本金減資で第65期決算を公告、売上高19億71百万円、減資効力は7月31日、直近の取締役会で代表者交代
戸塚カントリー倶楽部を経営する神奈川開発観光(株)は、6月12日付け官報にて資本金減資の公告を行った。資本金の額を2億60百万円減資し、1億円とするもので、効力発生日は令和5年7月31日、株主総会の決議は6月9日に終了した旨を報告した。
同倶楽部のHP(https://totsuka-cc.com/)でも資本金減資の案内を行うとともに、6月10日に第65期決算を公告している。また6月9日の株主総会ならびに取締役会で、役員人事を行い、代表取締役社長は古賀信行氏が退任し、沖原隆宗氏(三菱UFJフィナンシャル・グループ特別顧問)が就任、代表取締役専務兼総支配人は小沼(おぬま)修氏が退任し、株主企業の電通から佐野元氏が就任した。
第65期決算の貸借対照表(令和5年3月31日現在)によると、流動資産は9億97百万円(百万円未満は省略)の現金預金、10億19百万円の有価証券含め22億19百万円、固定資産は124億14百万円で資産合計は146億33百万円。同じく流動負債は入会預託金等で18億56百万円、固定負債は88億29百万円の入会預託金、23億25百万円の入会保証金含め113億11百万円で負債合計は131億67百万円。株主資本は資本金3億60百万円、利益剰余金11億25百万円。純資産は14億65百万円となっている。
損益計算書(令和4年4月1日から5年3月31日まで)では、売上高が19億71百万円で内訳は業務収入11億47百万円、年会費3億64百万円、名義変更料3億23百万円、売店収入93百万円、食堂施設収入25百万円、ロッカー料16百万円。売上原価は7億25百万円で内訳はキャディ費3億40百万円、コース管理費3億34百万円、商品原価50百万円。売上総利益12億45百万円、販売費及び一般管理費11億71百万円。営業利益74百万円、経常利益1億36百万円、税引前当期純利益1億33百万円、法人税・住民税及び事業税37百万円、法人税等調整額マイナス01百万円、当期純利益9779万円となっている。
安定した収益となっているが、資本金額が大きいことから資本金減資による節税効果を期待しているようだ。
なお、同CCの西コースで6月29日〜7月2日にかけてJLPGAの「資生堂レディスオープン」が開かれる。
県民ゴルフデーは8月4、10、17、25、30日に東コース限定で受け付ける。予約開始は1カ月前の同日13時から。県内在勤、在住者と同伴者対象で1R2万8570円(税込)。
(ゴルフ特信より)