筑波CC、来場者減も企業決算は増収増益。来場人数は1331名減少もGF、CF等の値上げで食堂売上も増加、営業利益・経常利益は前期比大幅増
株主会員制の筑波カントリークラブを経営する株筑波ゴルフコース(山下恒司代表取締役社長、本社=コース)は、先ごろ第68期決算の有価証券報告書を関東財務局長宛てに提出した。
当事業年度における国内経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行により、社会活動や消費行動が活気を取り戻し、 個人消費やインバウンド需要を中心として経済活動正常化が進んでいる一方で、急速な円安等で物価上昇がくなど、依然として不透明な情勢が続いたと報告。
第68期の業績は、来場人数は前期比1331名、3.4 減少の3万7603名となり、内訳はメンバー2万3333名(953名、3.9%減少)、ゲスト1万4270名 (378名、2.6%減少)となった。
一方で売上高は7億9899.6万円で前期比3.2%増加した。グリーンフィ、キャディフィの値上げ及び5人乗用カート利用料が増加したことによるとしている。
なお、人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略としては、毎年の新卒高校生の積極採用や、継続的な中途採用の求人広告(ホームページやハローワーク、イン -ネット求人媒体)、また資格取得費用の補助及び資格取得による諸手当の実施、定期的な処遇改善を挙げており当年度の新卒高校生採用人数は0(前年度2名)だったが、中途採用は9名を数えた。
2024年3月31日現在の従業員数は61名(他に臨時雇用39名)。前年同期は60名(42名)だった。
(ゴルフ特進)