新東京都民ゴルフ場（東京都）、マルハングループの経営に。運営会社の代表に韓俊社長が就任、10月から料金改定

パブリック運営の新東京都民ゴルフ場がマルハングループに入り、太平洋クラブとはグループ会社となったことがわかった。

マルハングループは2021年4月から社内カンパニー制となっており、(株)マルハンの北日本カンパニー(韓俊力ンパニー社長)運営のグループ会社としてSTTGを運営する(株)NIHON,TURF&GREENが入り、マルハンのホームページにもゴルフ場がリンクして紹介されている。(株)太平洋クラブはマルハングループのユニット運営会社の位置付けながら、韓俊社長が代表を兼任している。韓俊社長が(株)NIHON.TURF&GREENの代表に就任したのは今年4月30日で実質5月からマルハングループに入った。元々、前経営の葵会の新谷幸義理事長は太平洋クラブと親交があり、4年前のリニューアルオープンレセプションには韓俊社長もお祝いに駆け付けていた。ただ新谷氏が当時夢に描いた「5年後には桜の名所にしたい」との願いは規制等もあり進んでいなかったそうだ。

今回の親会社の交代によりSTTGでは、この10月1日より料金を改定する。土・日祝日が初回(早朝・4人組)プレー、ツーサム保証・スリーサム保証プレーにおいて、各400円の値上げとなり、土・日祝日の初回(9H)は5400円(利用税400円含む)に値上げ、2周目追加3000円、3周目・4周目追加は各2500円のままで、土・日祝日の2サム・3サムの初回は6300円となる。

ゴルフ場は夜明けからプレーでき、平日(月~金)は、到着順でスタートする。例えば9月19日の日の出は5時29分、日の入は17時39分とHPで案内している。土・日祝日はオンラインないし電話でプレー予約を受け付けている。環七通り鹿浜橋の北側にある荒川河川敷のコースで、JR王子駅から路線バスで約15分、終点のバス停から徒歩3分と交通至便な場所にある。

堤防の外にある受付のクラブハウスでは現在、足場を組んで外装等の工事準備に取り掛かっている。東京23区内の貴重なパブリックコースがどのように変化するのかは興味が持たれるところだ。ちなみにこの夏は大雨でクローズした日もあったそうだが、荒川が決壊せず、雨水による浸水だったため2日程度で復旧できたそうだ。
(新東京都民ゴルフ場は国からの借有地の為、先々返還要請有れば返還)

（ゴルフ特信より)

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