インドネシアでゴルフ場予約を装ったSNS詐欺に注意
在インドネシア日本国大使館は6月18日、インスタグラムなどのSNSを通じた詐欺被害が増加していると、注意喚起を発表した。
冒頭でゴルフ場の予約をめぐる具体的な事例として取り上げており、「ゴルフ場の予約を行おうとインスタグラムを通じて連絡したところ、担当者とWhatsappでやりとりを行うこととなった。QRコードを使用した事前支払いを要求され支払いを行った。支払い後、レスポンスが悪くなったためゴルフ場に直接電話で確認したところ「Whatsapp経由での予約は受け付けていない。インスタグラムはフェイクである」との回答あり。その後、Whatsappに返金の要求をするも、対応がなされなかった。なお、当該ゴルフ場インスタグラムの正規アカウントでは、詐欺の注意喚起が行われている」と紹介した。
コンサートチケットや格安航空券などにも同様な手口が広がっているという。詐欺に使われたアカウントは、一見正規に見える情報やロゴを使用しており、見分けがつきにくい場合もあるとしている。
また「入手困難」「格安」などの言葉で購入を促すSNS広告には特に注意し、正規の予約・購入ルート以外は利用しないよう呼びかけている。個人情報を確認された後に指定口座への振り込みを要求され、送金後に連絡が途絶える手口が多いという。
日本国内での日常業務でも、フィッシング詐欺やなりすましメールでのあやしい情報が溢れており、正規かどうか見極める、安易にリンク先をクリックして、個人情報や金銭に関する情報が流出しないよう、警戒を怠らないことが重要となっている。
(ゴルフ特信より)