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中山CC(千葉)、第6期の有価証券報告書を関東財務局長に提出。2期連続増収も減益。来場者約48万人で1.2%増

株主会員制の中山カントリークラブを経営する(株)中山カントリークラブは、7月28日に第62期の有価証券報告書を関東財務局長に提出し、決算内容を公開した。

同期の売上高は8億1599万8千円で前期に比べ5896万3千円、7.8%増加し、2期連続増収となった。来場者数が前年比551名増の4万7983人となり、またプレー料金を昨年4月に会員・ゲストとも1人1000円(税抜き)の値上げ改定により売上高増加が図れたという。来場者状況については、新型コロナ感染症の影響が落着きをみせ、天候の影響によるクローズ日数が減少したため営業日数が355日で前年より7日間増えたことから、会員、ゲストとも前年実績を上回ったとしている。

販売費及び一般管理費は6億9914万9千円(前期比6200万円増、9.8%増)で、増加の要因として従業員の雇用維持や新たな人材確保に努めたことによる人件費増加、ゴルフカートや吊り橋など設備の維持修繕、コースコンディションの維持向上、エネルギー価格をはじめとする諸物価の高騰などからと分析している。なお、ハード面では、クラブハウス内装の改修や厨房・事務機器のリニューアル及びカートナビゲーションの導入、コース管理機械を順次最新機種に入替えを実施している。

その結果、営業利益は前期比600万円減の7300万円となった。営業外利益は名義書換えの受取手数料減により8100万円(前期比1200万円減)、営業外費用は支払利息等の減少で1000万円(200万円減)となった。以上により、経常利益は1億4482万8千円(1743万9千円減、10.7%減)、当期純利益は1億249万9千円で(638万5千円減、5.9%減)を計上した。

当事業年度の販売実績についてみると、ゴルフ場売上4億3927万円で前期比0.2%の増加、練習場売上766万9千円で1.3%の減少、食堂・売店売上1億3598万3千円で9.3%の増加、雑売上1億5191万4千円で43.44%の増加、年会費・ロッカー費収入8116万1千円で0.8%の増加となっている。
(ゴルフ特信より)

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