川越グリーンクロス、予定通り令和5年12月末にて会員制ゴルフ場は終了し令和6月1月1日より当面パブリックゴルフ場として営業
川越グリーンクロスは、令和3年9月のお知らせで「荒川第二・第三調節池整備事業(以下、「荒川整備事業」)が着手されたことにより、占用継続可能な範囲が縮小され、国有地を占用出来る期限は令和6年3月末までとなる旨の説明を受け、令和6年4月以降に現行通りのゴルフ場の営業を続けることができなくなる旨の報告を行った。
その後も荒川上流河川事務所と荒川整備事業について協議を重ねていたが、占用地の原状回復工事のための期間を考慮し、令和4年12月のお知らせでは、クラブの営業を令和5年12月31日までと報告していた。
しかし、荒川上流河川事務所と原状回復工事などの対応について協議をする中、荒川整備事業計画に変更が生じることが通達された。
変更内容は、昨今の気候変動の影響を踏まえ、これまでの整備事業に加え、荒川の川幅を広げる河道掘削を行う必要があることが判明したため、現在、同社が占用している国有地全てが占用解除となること。
また、この河道掘削を踏まえ、これまで示されていた囲繞堤建設部分の占用可能期間が最長で令和8年3月末までとなることが口頭により伝えられたとのこと。
この計画変更の通達により、令和6年1月以降もゴルフ場運営が可能となることが確認されたが、占用期間が1年単位の許可制であり確約されていないことや、今後、さらに計画が変更された際の混乱を避けるため、令和5年12月31日をもって会員組織を解散し、同日付で会員制ゴルフ場の営業を終了することとなった。
さらに、令和6年1月以降、国有地を占用出来る間は、パブリックゴルフ場として営業することを決定した。