24年韓国ゴルフ場入場者数、0.6%減の4741万人。KGBA、524ゴルフ場の集計、2年連続の減少。減少幅は縮小、18H換算8.2万人といまだ高水準に
2024年の韓国ゴルフ場入場者数を韓国ゴルフ場経営協会(KGBA)が発表した。
同国内で運営しているゴルフ場への入場者数アンケートを同協会がまとめた結果、2年の韓国ゴルフ場数(6ホール以上)は524ゴルフ場(1万405ホール、18ホール換算578カ所)で、会員制153カ所の入場者数は約1531万人、非会員制371カ所の入場者数は約3211万人の合計4741万3392人となり、前年より約31万人、0.6%の減少となった。2021年は505カ所で5066万人、22年は514カ所で5058万人まで増え、23年は522カ所で5.7%減の477万人だったことから減少幅は縮小しつつ、2年連続の減少となった。また25年1月1日段階のゴルフ場数は非会員制(大衆型含む)が372カ所で、入場者数の集計は371カ所と1カ所少なかった。
新型コロナのパンデミック明けで、東南アジアや日本など海外へゴルフに行く人が増え済州島などで来場者数が低迷したとの報告もあったが、1施設平均入場者数は9万人を超える9万484人となる計算で、コロナ禍前の2019年8.4万人をまだ上回った。税負担から非会員制に転換する会員制ゴルフ場も増えていたが、今回は会員制ゴルフ場、非会員制ゴルフ場とも1カ所増となった。
1ホールあたりの平均入場者数は、前年の4610人に比べ53人減少した4557人と集計された。18ホール換算にすると8.2万人に相当し、早朝やナイター営業コースも多く、冬期にクローズするコースもあることからほぼ2回転している計算だ。
(ゴルフ特信より)