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クラシック島根CC(島根)、12月30日で営業終了。希望会員は島根GCが引受け、県内ゴルフ場7カ所に

クラシック島根カントリークラブは、予定されていた2023年12月一杯でゴルフ場の営業を終了した。閉鎖後は太陽光発電の利用を検討している模様と地元紙で報じられた。

ゴルフ場のホームページでは11月20日付けから、経営会社の(株)日本アライアンスとともに”開場してから2年、永きにわたり当ゴルフ場をご愛顧いただき、誠にありがとうございました〟”と案内。閉場後のお問合せはグループコースの島根ゴルフ倶楽部にて承りますと案内している。

同GCの担当者によると、「クラシック島根CCの会員 (プレー権会員)は希望すれば手数料なしで島根GCが受け入れる。ただし会員の平均年齢は69歳と高齢化し、車で1時間ほど離れているので希望者が多いわけではない」という。これで島根県下の営業中ゴルフ場数は1カ所減の7コースと全国でもっとも少ない。同担当者は 「ゴルフ場数が減っても今後を考えると業界は厳しいと思います」と感想を漏らしており、その中でもコロナ禍でゴルフを経験する若い人が増えたことなどは営業を継続するゴルフ場にとっては少しの救いと感じているようだ。

クラシック島根CCは、1995(平成7)年11月にゴルフ場をオープン。バブル崩壊後のゴルフ場開発であったが第三セクターの経営で会員募集は比較的順調に推移。しかし、2005年には入場者数が約1.8万人にとどまり売上高が減少するなどで同年12月に民事再生法の適用を申請。不動産投資ファンド会社に営業譲渡して再建を図ることとした。ただし、営業譲渡代金と会員への弁済率(1%)の低さから会員がこの計画に反発。結局、営業譲渡は翌2006年に認められ会員は預託金の1%を再預託して再スタートを切った。しかし、不動産投資ファンドの(株)レイコフが市況の悪化で2008年に民事再生法を申請、傘下ゴルフ場の売却を模索したが不調で同年にゴルフ場会社が自己破産を申請。その後、ユニマットグループ、2010年7月に現在の(株)日本アライアンス、そして2016年から運営は(株)ゴルフレボリューション、現在の (株)アンカーが引き受けて行っていた経緯があった。
(ゴルフ特信より)

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